無から作り出すということ

晴れ。昼から暖かく、外出時に上着を忘れた事を後悔するかと思いきや夜もそこそこ暖かくて助かった。Wikiのカレンダープラグインを少しいじってみたらだいぶblogっぽくなった。カレンダープラグイン実は優秀だな!今まで気づかなくてごめん。Wikiやめてblogでも始めようなかぁなんて思っていたけどもうしばらくこのサイトを使って行けそうだ。

あるコンサートのパンフレットにのせるための、170文字程度でバンドの紹介文を書いてくれという頼まれ事を受けた。僕自身は文章を書く事なんて忘れ去られたWikiに思い出したように戯れ言を書くくらいで、全然慣れていないものだから最初は戸惑った。どちらかというとマイクを持ってしゃべる方が多いので、ステージに立ってバンドの紹介をするときなんて言うかな?という所から入ってみると割とすんなり文章が書けた。

何も無い状態から自分でパーツを作って組み立てて行くって作業は、既に出来上がっている物の一部を変えて新しい物を作り出す事にくらべると遥かに難易度が高い。逆に考えると、これから慣れない分野で新しい物を作ろうとしているとき、既存の改造から入ると作りやすいと思う。プログラミングも然り。作曲も同じで、既存にある曲のコード進行だけもらってきてメロディーを作り直せば、それは立派なあなたの曲だ。メロディーのモチーフをもらってきて、高低差をひっくり返してみたり、イントネーションを変えてみたり、メジャー・マイナーを変えてみたり、リズムを変えてみたりするのもヒントになるかもしれない。10聞いて1作れと、どこかで言われた事があるけれど、この言葉を折ある毎に思い出す。ある曲から感じ取った情景を、自分なりの表現で書く方がより芸術的ではあるけれど、あいにく僕はそういうハイレベルな作曲をした事は無いし、そんな高度な技術は持ち合わせていない><。



[ 編集 | 凍結 | 差分 | 添付 | 複製 | 名前変更 | リロード ]   [ 新規 | 一覧 | 単語検索 | 最終更新 | ヘルプ ]
Last-modified: 2009-10-30 (金) 00:48:52 (5293d)