諸君らの愛してくれた連用形は死んだ? †
最近このような表現を耳にします。
すごいメロンパンおいしい。
すごいは形容詞の終止形か連体形で、この場合終始していないから連体形ですね。連体形というくらいだから体言を形容する時に使います。そしてこの文の中の唯一の体言はメロンパンです。
おそらく「このメロンパンはとってもおいしいよ」と伝えたかったのでしょう。その場合すごいは形容詞おいしいを修飾するので連用形すごくを用い、「すごくメロンパンおいしい」とすれば何もかもすっきりします。
僕は「すごいメロンパンおいしい」なんて聞くと「すごいメロンパンとすごくないメロンパンがあるんだけど、すごいメロンパンがおいしい」と言っているように聞こえてなりません。
そりゃすごいメロンパンってくらいだからおいしいだろ。(←あまのじゃく)
- タロ -- 焼きたてのメロンパンを行商してる車をよく見る。餡入りメロンパンとかココア入りメロンパンとか、最近のメロンパンは確かにすごい、そいでおいしい。イチゴ風味のメロンパンって何だよ。ピンク色だよ。
- Tsutomu -- ピンク色かよ。ブルーベリー風味と抹茶風味とハバネロ風味も作って5色そろえようぜ。
- Tsutomu -- 参考その1、参考その2