E-Taxで簡単!確定申告してみたよ †
去年までは白色でしたが今年から青色+E-Taxにしてみました。
- 個人事業の開廃業等届出書
- 必須ではないようですが、青色申告承認申請の受付は3/15、もしくは開業から2ヵ月以内に申請ができます。私は2月上旬に引越し、新税務署に白色申告したものの、青色のメリットを理解して使いたいと思ったのが3/15以降でした。そこで開業届を2月上旬開始として提出し、3月末あたりに青色申告申請を出したら承認されました。大抵のケースでは開業届は通るらしいです、憲法で保証されてますし。
- 所得税の青色申告承認申請書
- 青色申告書はいきなり作成して提出しても税務署は受け付けてくれません。その年度から青色で提出したいのであれば3/15までに申請して承認される必要があります。開業届と共に管轄税務署に送付しました。それぞれ2枚ずつ作成し、切手を貼った返信用の封筒を同封すると判子を押した写しを返送してもらえます。写しは特に必要ないです。
ここまではE-Taxに限らず青色申告に必要です。
- 住基カード登録
- 物理的に役所に出向いて手続きします。
- 2種類の住所証明が必要です。運転免許書+保険証、等。2種類の証明書が無い場合は役所から居住所に証明郵便を送り、それを再び持参することで証明するようです。
- 住基カードデータにアクセスするための暗証番号の設定を要求されます。
- 物理的に役所に出向いて手続きします。
- 電子証明書取得
- これも役所で取得出来ます。住基カードとセットで1,000円でした。
- 電子証明書のデータにアクセスするためのパスワードの設定を要求されます。
- カードリーダー購入
- Amazonでは2,000円ちょいから。Macで使えるというを購入、2,152円でした。結果的にE-Taxは現時点ではMacに対応していないのでMac対応のリーダーである必要はありませんでした。実質Macは未対応と言って差し支えないでしょう、将来に期待。
- E-Tax開始届出
- WEBで登録ができます。開始届出(個人の方用)新規
- E-Taxを利用するには税務署に開始届けを出す必要があるようです。
- 税務署から利用者識別番号が付与されます。
- 納税用確認番号の設定を要求されます。数字6桁。
- 電子証明書の登録
- 電子証明書を自分の情報を関連付けて税務署に登録します。
- 確定申告書等作成コーナーの電子証明書の登録・再登録を行う方からいけます。
- 送信にはブラウザからプラグイン経由で電子証明書アプリにアクセスするようです。Mountain Lionはこの電子証明書アプリが対応していないようで、プラグインの実行でエラーがでて送信ができませんでした。
- 公的個人認証サービスというサービスで電子証明書を利用することになります。Windows用のセットアップソフトはルート証明書やプラグインをインストールしてくれます。
- Windows Vistaでセットアップするも証明書送信画面でエラー「エラーコード【HJS0407E】が表示された」ICカードが認識できません。Windowsを再起動したら問題が解消しました。すばらしき再起動。恐らく、ブラウザを開いたままICカードアプリのセットアップをしたなら一度ブラウザを閉じる必要があったのではないかな。
- 暗証番号の設定を要求されます。用途不明、証明書の再登録時に必要になるのかな?
申告書はすでに作成してあったので送信はスムーズにできました。申告書、決算書の作成はMountain Lion+Chromeでデータ保存まで問題なくできました。ただ申告書や決算書のPDFはAdobeのPDFビュアーでは破損ファイルとして扱われて表示ができませんでした。
部分的にMAC対応をうたっているフェーズを見かけますが、税務署への送信はSnow Leopardのみ対応で、LionやMountain Lionでは確実に使えませんでしたので注意が必要ですね。