Cメロ譜の弾き方(4)

Cメロ譜は必要最低限のコードしか書かないものも多い。そういう譜面は「こう書いておけばこんな風に補完して弾いてくれるよね」的な期待を持って書かれていることも多いので、不完全なところを補完してみるよ。

ドミナントを補完

フレーズのつなぎ目(AメロからBメロに入るところ等)にドミナントが来ることはよくあって、曲調にもよるけど、この辺は割と変えて弾くことも多い。例えば以下のような部分で、Aメロの終わり際(15小節目)で次A'に入るような部分(16小節目からA')。

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A'のメロディーも遅れて入ってくるのでこんな風に弾いてみた。↓G7で1小節使っていたところをDm、G7にして、テンションとカウンターメロディも入れた。

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↓もうちょっとアグレッシブに。

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メロディーのつなぎ目のドミナントを2−5(ツーファイブ)するのはとても自然に繋がることが多く、汎用的に使える。これはマイナーでも同じで、やっぱり汎用的に使える。あわよくば6−2−5、もしくは3−6−2−5と繋げるのも自然な感じでかっこよくなる。でも確実にどんな時にも使えるかというとそうじゃないときもあるので最終的には耳と感で判断しよう。

ずーっと同じコードの部分

たとえばこういう譜面はどう弾けばいいだろう。

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こういう曲はコードを省略してあるわけでなく、意図通りずっと同じコードの事も多い。ソロピアノで弾く場合、ずーっと同じコードで単調にならずに弾くのは結構困るので、コードを変えてしまうとかっこよくなるし、弾きやすくなる。

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↑ずっとCの所をC、A、Dm、Gにした。度数で表すと1,6,2,5になる。この進行を「循環コード」や「循環」と呼び、ずーっと1度の部分に当てはめて使える割とメジャーでお手軽な編曲方法だ。この曲の使い方だと2小節で循環している事になる。マイナーの曲でも同じように1,(♭)6,2,5で循環して使うことができる。3小節目のEm7(b5)は1度(C)の代理で、3〜4小節で3−6−2−5と繋げてみた。7小節目のAm7はここだけマイナーだが、これはメロディーを考慮した結果マイナーをチョイスした。A7にしてしまうとド→シのメロディーにかなり違和感が出てしまう。コード的にはA7の方がかっこいいけど、こういう判断も大事だと思う。もしくはメロディーを変えるのも手だけど、これはもっと大胆なアレンジの部類になってくると思う。

ディキシーっぽい曲にもこういう曲は多い。ディキシーっぽい曲だとストライドで弾くと同じコードでもそれっぽくなる。

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Last-modified: 2010-08-26 (木) 04:59:35 (2854d)