** 水やばい [#jbd1cc2a]
> 水やばい。まず水に10m潜るとプラス1気圧。水深10mで2気圧、20mなら3気圧。水深10,000mのマリアナ海溝は1,000気圧やばい。
> 宇宙はせいぜい0気圧、地上との差わずか1気圧。でも水に潜るとたった10mで+1気圧。上空100,000mよりも海底の方がよっぽど遠い。やばい。
> 水は100度で沸騰する当たり前。でもこれ1気圧以下の時の話。圧力鍋で2気圧にすると沸点120度。100度で沸騰しない。218気圧の時に沸点が374度、しかもこれ以上の圧力がかかると沸騰できなくなる。218気圧以上の気圧がかかると水は''どんなに温度を上げても沸騰できなくなる''。なにそれやばい!
> 218気圧以上かかって沸騰しなくなった状態を超臨界流体と呼び、この時の''水は油と混ざる''。やばい。「水と油」て比喩は超臨界流体だと通用しない。常識が通用しない。やばい。
> てことは水深2170m以上の場所は水がどんなに温度上がっても沸騰しない。海底火山が噴火しても沸騰しない。
> 水深1mで水遁の術をすると1.1気圧下で1気圧の空気を吸うことになる。高圧力下で低圧力を吸う、これ常人じゃ不可能、忍者じゃないと無理。さすが忍者すごい。水やばい。

> 全部[[水深と水圧:http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/freestdy/WCsub/wtrPrss.htm]]の受け売りでした。このページすごく面白いですよ!

*** 二酸化炭素の超臨界流体 [#d38f4e7e]
- [[超臨界流体の話:http://hr-inoue.net/zscience/topics/supercritical/supercritical.html]]より
> '''樽入りのビールを押し出すのに緑色の炭酸ガスボンベを使いますね。あの中には液化した二酸化炭素が入っています。揺らすとチャプチャプ音がしますからすぐにわかります。ところが、夏の暑い日だと気温は30℃を超えます。二酸化炭素の臨界温度は31℃。ということは、真夏の炭酸ガスボンベの中身は・・・超臨界二酸化炭素になっている可能性が高いのです。超臨界流体になると、液面がなくなりますから、もうボンベを揺らしても音はしません。'''

> 超臨界流体がこんなところに!二酸化炭素もやばい!


- [[水深と水圧:http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/freestdy/WCsub/wtrPrss.htm]] -- 理科おじさんの部屋
- [[2 超臨界水:http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/toushin/030101bd2.htm]] -- 文部科学省 東京大学環境安全研究センター助教授 大島義人 -- によると、正確には超臨界状態は '''「密度の高い水蒸気」、あるいは「気体と液体の両方の性質、あるいは中間的な性質を持った流体」として捉える方が正しい考え方であろう'''。

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