ナチュラルマイナー (Natural Minor) †
- コードトーン: 1,m3,5,7
- テンション: 9、11
- アボイド: 6
- ナチュラルマイナースケールはエオリアと同じ音列です。マイナー調の楽曲において、トニック機能を担う場合にトニックマイナーと呼ばれるようです。
ハーモニックマイナー (Harmonic Minor) †
- コードトーン: 1、m3、5、△7
- テンション: 9、11
- アボイド: 6
- ナチュラルマイナーに導音(M7)を取り入れた音列になります。6度と7度のインターバルが半3音の開きがあるのが特徴になります。
メロディックマイナー (Melodic Minor) †
- コードトーン: 1、m3、5、6
- テンション: △7、9、(11?アボイド?)
- ハーモニックマイナーから6度、7度間の開きの問題の対応版になります。(ハーモニックマイナーの6度と7度のインターバールが3半音分あいてしまうのは音階として不自然だという話を読んだことがありますが通説かどうかはわかりません)。結果的にメジャーの響きに近くなっています。
- メロディーラインを構成する場合に上り方向にメロディックマイナーを使用したら、下りにはナチュラルマイナーを使用することが推奨されています。これは下りにまでメロディックマイナーを採用すると一時的にメジャー調に聞こえてしまうため、それを回避するための手法です。
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