学校では教えてくれないマイクワーク †
曇り。今日はのんびりPGする日。そういえば映画の日だってことで映画を見に行ったよ。Super8見たかったけど上映時間に間に合わず、コクリコ坂を見てきた。
マイクを使ってボーカルをするとき、マイクの使い方はステージ上重要になる。自分が歌で使う最小の音量と最大の音量の差を意識したことがあるだろうか?ライブ中、常に最大音量で歌う場合は関係ない話。ボーカルはダイナミクスをかなり大きく取れる。これを電気的にブーストすると、最大音量がでかくなりすぎてしまい、そのまま声を張って歌うと客席では耳をふさぎたくなるくらいの音量になってしまうことがある。うまい人はこれの対策もちゃんとしていて、大きく歌う時はマイクを口から遠ざけて音量を調整する。声の生音+マイクの音で客席にとって丁度よい音量にするのだ。
じゃあどれくらい離せばいいんだよという話になると難しい。「生音」+「マイクの音」のうち、生音が会場にどれくらい響いているのかを把握する必要がある。どれくらい響いているのかは経験なのか、それともリハ中に生音チェックしてるのか、うまい人はしっかり調整できていてすごい。伴奏の音量にもよるけど、ピアノが生音の音量に合わせた音量の伴奏で、100人規模の会場でフォルテフォルテッシモを意識して歌えるくらいの人であれば、マイク完全にOFFでも大丈夫な位だと思うよ。