なぜ24ではなく15なのか

曇り、夕方雷なって、軽く雨降った。某Takuma氏のプロジェクトをがんがん進めている。今日だけでだいぶ進んだんじゃないかな。やっぱり俺たち組んだらすごいな、さすがだな俺ら。といっても頑張ってたのは主に某Takuma氏で、僕は始終邪魔になっていたような気がしないでもない。終電で帰って4時までピアノ弾いてた。さすがだなおれ。

ショパンの前奏曲は全部で24曲。全12音階x長調短調の2種類を、それぞれ重複無しで1曲ずつ作られて24曲。ところがバッハのインベンションは重複調は無いけど全15曲。こんなに厳密に計算しつくされた完璧な音楽を作る人が、なんでこんな半端な作り方したのだろう?元々24曲で作ったものが、編纂までの段階で紛失したのか、もしくは宗教上の理由で不吉な調を避けたのか?バッハ自身がインベンションは練習用として作ったと言っていたらしい。使っていない調を抜き出してみると、ある程度黒鍵の多い曲を避けているように見受けられる。少なくとも♯♭5つ以上の曲は無い。シンフォニアも使ってる調はインベンションと全く同じで15曲。なので入門用にあえて黒鍵の多くなる曲は避けて最初から15曲で作ったのではないか、と想像した。

一方ショパンは初心者向けなら黒鍵をいっぱい使う調の方が押さえやすくて良いと主張していたそうな。ショパンの曲は黒鍵だらけの曲も結構多いらしい。



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Last-modified: 2010-06-30 (水) 05:48:32 (5048d)