コード->スケールマッピングメモ †
晴れ。半袖だと電車内が寒いが、外はぽかぽか良い天気。Bプロジェクトはデザインさんにお願いしていた素材が次々に出来上がって来て、PGにぺたぺた貼付けした。楽しい。後はデータ結合部分で、こういう形式も追加で対応出来ないかといった要望を対応していた。この辺はやればやるだけクオリティーアップに繋がるのでやっぱり楽しい。
T氏と話してる時にギターでテンションコードを弾く時、どの音を弾くべきなのかという疑問がわいたので、構成音をメモしてみるよ。だから誰もこんな漂流サイト見て無いってば。
この指定の場合、編曲者はコードの指定はしているがスケールの指定まではしていないものがほとんど。黒玉音符や前後のコードからスケールを推測できる事もある。
コード | 構成音 | 必須 | 省略可能 | スケール候補 |
C | 1 3 5 6 | 3 | 1 5 6 | Ionia, (lydia) |
C7 | 1 3 5 7 | 3 7 | 1 5 | Mixo-lydia, (Lydian7th, HMP5, Com-Dim, Alterd) |
CM7 | 1 3 5 M7 | 3 M7 | 1 5 | Ionia, (Lydia) |
Cm7 | 1 m3 5 7 | m3 7 | 1 5 | Aoria, (Doria, Merodic-minor) |
CmM7 | 1 m3 5 M7 | m3 M7 | 1 5 | Harmonic-minor |
Cm7♭5 | 1 m3 b5 7 | m3 b5 7 | 1 | Locria, Locria#2 |
Cdim | 1 m3 b5 6 | m3 b5 6 | 1 | Diminish-scale |
以下のコードはテンションも含まれる書き方で、実質スケールを指しているものがほとんど。スケールを指しているので構成音も厳密に決まってくる。
コード | 構成音 | スケール |
C9 | 1 3 5 7 9 | Mixo-lydia, Lydian7th |
C7♭9 | 1 3 5 7 b9 | MHP5, (Com-Dim, Alterd) |
C7(9, #11) | 1 3 5 7 9 #11 13 | Lydian7th |
C7(#9, 13) | 1 3 5 7 b9 #9 #11 13 | Com-Dim |
C7(#9, b13) | 1 3 b5 7 b9 #9 b13 | Alterd |
テンション指定されてるコードは、じゃあ指定されてる音全部いっぺんに鳴らしてもいいのかというと、そうでもない。これだけ指定してあると音が密集するので選択する事は多い。
今気づいたんだけど、HMP5を指定するコードの書き方って存在しないのかな。C7♭9でAlterdをチョイスするのは自然だし、主要音はHMP5と一緒なので、経過音にどちらを選択するかは重要でないのかもしれない。これはどういう事なのかしばらく考えてみよう。