右手と左手

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雨だがすぐ止んだ。昨日いただいたお花は持っている花瓶には全部入りきらなかったので新しい花瓶を買いに行った。意外とどこにも売っておらず、お花屋さんは最近花瓶を使う人も少ないからねえなんて言っていた。花瓶を使わず何をつかってるのだろう。結局食器売り場で1Lのピッチャーを買ってきた。

右利きの人が洗い物をする時、スポンジは右手で持つそうだ。僕は初めて洗い物を手伝った時、食器を落とさないように気をつけてねと言われて右手で食器を持って洗った。それ以来スポンジは左だ。ギターやベースを初めて触った時、なんで利き手で弦を押さえるように出来てないのだろうと思った。素人目に見ると左手の動きは非常に複雑に見えた。これらは右利き用の場合、左手は指板で弦を抑え、右手で弦を弾くように作られている。しかし、少しやってみるとわかるが弦を押さえる事よりはじく事の方が複雑なのだ。ドラムセットだと利き手でハイハットをチキチキして逆の手でスネアを叩く。リズムキープの点ではスネアよりもハイハットの方が重要になる事が多い。利き手でスネアをガツンと叩くのではない。ピアノの場合、一般的な曲だと利き手かどうかに関わらず右手がメロディを担当する事が多い。ピアノの鍵盤の並び方は右に行くほど音が高くなっていくからだ。最も重要になる最低音と最高音は両手の小指が担当する事が多くなる。ピアノを弾く場合、薬指、小指を自由に動かせる事は非常に有利だ。手のひらを下にして演奏する楽器であるためどうしようもないが、手のひらを上に向けて演奏できる鍵盤楽器があると比較的動かしやすい親指、人差し指が活躍できて演奏しやすいかもしれない。ちなみに鍵盤に背を向けて、後ろ手でピアノを弾いた場合両手の親指が外側に来る。この弾き方は一見簡単そうだが、鍵盤の高低が入れ替わるし、左右の手も普段の逆を担当する事になるので非常に難しい。曲芸の部類に入るだろう。



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Last-modified: 2009-12-01 (火) 06:59:59 (5260d)