柏Nardisのセッションに遊びに行きました。 †
柏Nardisのセッションに遊びに行きました。毎度めっちゃ上手いセッションホストのピアニストの演奏をじーっと観察してました。ピアニッシモを綺麗に響かせています。2回目の自分の番で、ピアノトリオの編成にりました。僕もまねして弱めるところはかなり弱めて、綺麗に響かせるようにしてみたら楽曲としてのメリハリがついて良かったと思いました。
この日気づいたのですが、各組み合わせに必ず一人はセッションホストが入るように組まれていました。この辺の気の配りようがハイレベルなセッションの質を維持しているのだなぁと思いました。ある組み合わせで、リード、ピアノ、ドラム皆が前のめりになっている演奏を必死で押さえつけているRossyさんの姿に感動しました。これがプロなのか。
それにしても柏Nardisのピアノは中域がとても豊かでいい響きをしています。柏Nardisに行く機会があったら是非一度カウンターで聞いてみてください。開けたピアノの蓋が、ちょうどカウンターを向くようになっています。
*注釈
- ピアノトリオ
- ピアノ、ベース、ドラムの3人による演奏形態。ちなみにワンホーンとはこれにホーンを加えた4人での演奏形態をさす。ワンホーンだからホーンが一人で演奏するという意味ではない。
- ジャズセッション
- 音楽のたしなみがあるお客さんが演奏に参加する演奏会。1曲毎にメンバーを入れ替えて毎回違う編成で演奏が行われる。セッションを主催するお店により、流儀や作法が少しずつ違っている。大抵セッションホストと呼ばれるバンドがおもてなし、進行役として入っているが、店によってはセッションホストが無いところもある。
- ピアニッシモ
- (pianissimo)小さめの音で演奏すること。「きれい」「やさしい」等の表現に向いている。強弱を表す用語は強い物から順に並べるとこのようになる。フォルテッシモ>フォルテ>メゾフォルテ>メゾピアノ>ピアノ>ピアニッシモ。これらは互いに相対的であり、閾値が定義されているわけではない。また、このほかにも強弱を表す用語は存在するがここでは割愛する。